地球温暖化は本当にCO2のせいか?

よくよく考えてみると結構おかしな話です。

CO2が現在の地球温暖化を引き起こしているというのは、今まで誰も証明出来ていません。
現在その説明は、全てほんの少しパラメータを調節したらガラリと結果が変わるような根拠であり、恣意的に操作することも、都合のいい計算結果や理論だけを取り入れて証明したように見せかけることも簡単です。

サイコロを振って1が出たら、そのサイコロは1しか出さない不良品と言えるでしょうか。
確かに今現在地球の温度は上がっています。しかしそれは地球の気候変動のダイナミックな動きからすれば些細な変化であり、たまたま気温が上がっているだけかもしれません。
物事には必ず因果関係があるということならば、その原因がCO2である可能性は高いでしょう。しかし・・・サイコロを振るのと同じように、人間の予測も想定もできないような地球規模のランダムな気候変動の一端として気温が上昇しているのであれば、それに無理やり因果関係をくっ付けてしまうと「サイコロを振って1が出たから不良品だ」といった極端な推論によって理由が付けられることになります。そして、地球規模の長期的な気候変動について人間はほとんど無知と言ってもいいほど何もわかっていません。

このような場合、最も妥当な方法はサイコロを何度も振ることです。10回も20回も振ってそれでも1ばかり出るならば、不良品だという推論は妥当です。しかし地球は一つしかない。だから科学者はその一度だけのサイコロの動きを徹底的に解析して判定しようとします。でもどんなに解析しても、一度しか振れないことによる本質的な情報不足を補うことはできません。

この問題について全ての科学者は「なんとなく怪しいんじゃないか」という考えを少なからず持っています。6割くらいしか信用できないだろうなと思っている人が大半だと思います。私もそう思います。

この6割という数字は微妙です。
「正しい可能性が高いのだからそれに備えてCO2排出を抑えるべきだ」という意見もありますが、「4割は無駄になる」という投資に手を出すのは妥当とは言えません。

この曖昧さが世界中でCO2削減の足並みが揃わない理由の一つになっているのかもしれません。